メモランダム [雉虎堂豆本]
あら、かわいい・:*:・(*´∀`*)・:*:・
業務委託先との電話で、
「6月〜9月の期間で一度結果を確認する」、
というメモがたまたまこうなりました♪
結構シビアな電話だったのですが、一瞬和みました。
というわけで、
雉虎堂の新作はメモパッド豆本です。
おなじみ、コクヨメモパッド。まさにヘビーデューティー。
メモ用紙なんて反故紙の裏で十分事足りるのですが
見かけるとついつい購入してしまいます。
学生時代からデザインが変わってない?
ロングセラー商品ですよね。
で、こちらが、新作豆本。発想は、
「memo pad」→「mome goto(モメゴト)」
という単純なもの。
デザインも構造もシンプルなので豆化しやすかったです。
「モメゴト」がテーマのエッセイを九つ。
「8」がなかなか思いつかなくて苦労いたしました。
それでは、中身チラ見せいってみましょう!
──【八の付く駅】────────────────────────
駅名が不和のきっかけとなった話。初めて乗った総武線
快速、千葉出身の友人と楽しく歓談していたところ、耳を
疑うような車内放送が流れた。「ええっ? 今、車掌さん、
『次は~やっちまったナルト、妖怪市場に停車します』っ
て言ったよねっ?!」
と車中に響き渡る大声で叫ぶと、友人、むっとして曰く、
「『八街(やちまた)、成東(なるとう)、八日市場(ようか
いちば)』だよっ!」。
──【九枚の皿】──────────────────────────
皿が怨嗟の源になることもある。「番町皿屋敷」では、十
枚揃いの皿を一枚割った廉で主人に責められた女中が
井戸に身を投げる。その後、井戸から夜な夜な悲しげな
女の声で「一枚、二枚…」と皿を数える声が聞こえるよう
になる。「…九枚。嗚呼足りない…しかもみんな私のこと、
お岩さんと間違える…」。この人はお菊さん。また、この
怪談には番長も出てきません。───────────────────────────────────
とまあ、こんな感じの、毎度馬鹿馬鹿しい
お話が全部で9個収録されております。
浜の真砂は尽きるとも、
尽きせぬものはモメゴトごとなりけり。
これって豆本ショップとかで売れるのかしら。
さすがに、KOKUYOさんに意匠盗用で怒られるでしょうか。
「MOME GOTO」という豆本がもとで裁判ざたにでもなった
日には、雉虎堂、ネタのためにそこまでやるかという
話ですね。(^^ゞというわけで、こちらは当面非売品
といたします。
協会ホームページを作りました [日本豆本協会]
みなさま 本当にご無沙汰しておりました。久しぶりの雉虎堂です。
なんだかあまりにも久しぶりで、ソネブロの使い方を忘れてしまいました。(^^ゞ
豆本もここ4か月ほどほとんど作っていません。
田中栞著『本を作る』胡蝶の会(胡蝶掌本186)2010年
フロッピーディスクケースに入った小さな本。一点一点手作り。
本業が忙しかったからなのですが、
物理的に仕事量が多いというよりも
心理的にゆとりをなくしているだけだということに思い至り、
これではいけないと、反省した次第です。
時間は「ある」ものではない。「つくる」ものだ!
というわけで、豆本作り、ブログ更新ぼつぼつ再開していこうと思います。
最終更新日が6月(゚Д゚;)、さぼってたんだなあ
6月から9月の雉虎堂の活動といえば、
日本豆本協会のホームページを作ったことです!
よかったら見てみてくださいね
雉虎堂はホームページの知識は皆無だったのですが、
公式ホームページによる豆本関連情報の提供は、
入会してくださった会員の方へのお約束事項でもありますし
豆本の普及啓蒙という協会の目的実現のためにも不可欠のツールです。
一念発起して、なんとパソコン教室に通うことにしたのでした。
そこは、住宅街のはずれにあるこじんまりした教室。
大手の5分の1という受講料の安さにひかれて選びました。
どうしてこれで立ち行くのだろうと不思議に思っていたのですが
入学後すぐに理由がわかりました。
なんと先生一人で、生徒6人以上、
しかも、ワード、エクセル、ホームページ作成まで何でも見てしまうのです!!
私も、同時に複数の生徒の個別指導をしたことはありますが、
同じ年齢の同程度の学力の子たちに、だいたい同じ内容を指導している場合。
先生は、こっちでマダムにパソコンの立ち上げ方をおしえ、
あっちで小学生にタイピングをおしえ、私のところに来て
ホームページビルダーの操作の仕方を説明し、次の瞬間には
ご老人の悩み相談まで(゚Д゚;)……神業です!
先生のご負担を少しでも減らそうと、小さな疑問はテキストを読み込んで
自力解決しているうちに、なんとなくホームページビルダーの構造がわかって
なんとか3か月で完成させることができました。
雉虎堂豆本も紹介されました。 購入後希望の方は、田中栞さん
koubaido※cam.hi-ho.ne.jp(※を@にかえる)にお問い合わせください
まだまだ「つくっただけ」のホームページ、これから、
内容や形式をいろいろと手直ししていかなければなりません。
でも、まとまった情報を作ってすぐに全世界に向けて
発信できるホームページには、ブログとはまた違った魅力を感じました。
このところ出張が多くてくたびれていたのですが、荷造り中の鞄にこんなかわいい
お荷物発見。すてき。゚(゚^ヮ^゚)゜
うまくオンとオフの切り替えができるようになって、自分の時間がコンスタントに
保てるようになったら、いつか雉虎堂のホームページも立ち上げてみようかな~(*^_^*)
今回、写真と本文が何の関係もないです。すみません(゚Д゚;)
ネガパン~初夏のうみうさぎ堂まつり(2)
うみうさぎ堂のメーンキャラクター「ネガパン」は
その名の通り、ネガティブなパンダです。
「元気をもらう」「勇気をもらう」という言葉を
聞かない日はない今日この頃。
職場でもポジティブ思考を求められ
ネガティブな発想は「脳に悪い」と
たしなめられる今日この頃。
それはその通り。でも時には
くたびれることもありますよね。
そんな時こそこの「ネガパン」をおすすめしたい!
ネガパンの愛読書はなんと『人間失格』
「太宰のように生きたい……」なんてつぶやいちゃいます。
失格も何も、パンダなのにねえ(^^)
夏休みの最初にエアコンが壊れたり扇風機が壊れたり
とっても運が悪い。
『ダメダメパンダ』はオリジナルプリントの布表紙の上製本
友達も少なく、休日は一日中寝て過ごしているようです。
そんなネガパンですが、なぜか、不幸せそうには見えません。
作り手のハム子さんが、ネガパンの後ろ向きなところ、
不運なところ、友達の少ないところを、まるっと愛情で
くるんでるからだと思います。
好きなだけごろごろできるよう
素敵な四畳半を作ってもらったり
お散歩に連れて行ってもらったり、
ホットケーキを焼いてもらったり
そんなネガパンを見ていると、肩から力が抜けます。
世の中「こうでなければならない」ということなんてない
(たぶん)って、あの細い目を見ていると思えるんですよ。
さあ、あなたも、ネガパンと一緒にレッツネガティブ!!
初夏のうみうさぎ堂まつり(1) [豆本コレクション]
渋谷・ギャラリーセルにて開催されておりました
「手作り豆本展」無事終了いたしました。
おかげさまで雉虎堂納品分すべて完売いたしました。
ちょこっとしか納品しなかったからなのですが(^^ゞ
お運びくださった皆様、本当にありがとうございます。
関係者の皆様、今回もお手伝いできず申し訳ありません。
ギャラリーはなんともおしゃれな空間で、
雉虎堂豆本たちもちょっとおすまししてましたよ。
今日、展示品が戻ってまいりましたので家の中でディスプレイ。
なかなかかっこいいでしょう。(*^_^*)
今回はガチャポンも参加。上記2冊の新作新書を15球ずつ30球。
雉虎新書はこれで、本の手帳限定版の1冊を抜いても3冊できた。
5冊になったら、セットを作ろうかなあ。
なんと会社の方が二人も見に行ってくださったそうで、感謝感激
本当にいい人たちだ。m(__)mアリガタヤアリガタヤ
しかし、売り上げのほとんどは、その場で
ほかの方の作品を買うのに使ってしまいました。(^^ゞ
というわけで、
急速に充実しつつある私の豆本コレクションの中から
イチオシのご紹介、題して
初夏のうみうさぎ堂まつり ヽ(^。^)ノパンパカパ~ン
現在我が家にあるうみうさぎ堂豆本を
今週と来週、2回にわたってご紹介いたします
──────────────────────────
私がうみうさぎ堂ことハム子さんの存在を最初に知ったのは
「ネコのω」という作品名からでした。
ω(オメガ)といえば最初に思い出すのは黙示録の一節
「わたしはアルファであり、オメガである。
最初であり、最後である。 初めであり、終りである」
う~ん。猫の審判者って意味なのかなあ。
なんかスゴそう……(゚Д゚;)
でも真実は妄想より奇なり!
なんと、このタイトル「猫のタマタマ」と読むのです。
男の子猫の、やんごとなきあたりを
激写した豆写真集だったのです。何たるスキャンダラス!
東京都青少年健全育成条例的に大丈夫なのでしょうか。
芸術性が高いから大丈夫( ̄▽ ̄)ノ_彡☆
すぐに通販でこの一冊をゲット!
かくして私は、うみうさぎ堂ワールドに
引き込まれていったのでございます。
うみうさぎ堂には、こうした楽しい豆本のほか、
美しい豆本、キュートな豆本がいっぱいです。
次回、いよいようみうさぎ堂の神髄、「ネガパン」登場!
こうご期待。(*^。^*)
晴れますように~お知らせ2件 [その他]
はあ~(/_;) =3
12月に不合格だったキャリアカウンセラーの
二次試験、4月に再チャレンジしたのですが、
今回も不合格でした。
不合格通知のコメントには「よくなっている」
「もう少し」といった言葉があるので
1回目よりはよくなっているんじゃないかな(^^ゞ
カウンセリングの基本は「傾聴(けいちょう)」
相手の言葉を素直に丁寧に聞くこと
私はとにかく「せっかち」で結論を急ぐ傾向があります
クライエントの言葉を素直に丁寧に聞かずに
悩みの原因を探ったり、解決の道筋を考えたりしてしまうから
促しの言葉が指示的になってしまうようです
傾聴のスキルとマインドを身につけることは
自分の弱点の克服し、幅を広げることにつながる
のではないかと思います
生徒たちが自分の未来を自分で選択して
行くことができるようサポートするうえで
傾聴のスキルは不可欠だし
うん……頑張る(*^_^*)
次の試験は8月です。さらに成長する機会を与えられた
とおもって取り組みます。(^o^)丿
お知らせその1
第一回 井のいち に参加します!
と き:5月29日(日)9:00~16:00
ところ:石神井氷川神社
神社の境内で開催される手作り作品のマーケットです。
アートからおいしいものまでバラエティ豊かなラインアップ
今回が記念すべき第一回。参加できて光栄です。
雨天決行なんですが、持っていくものが紙なので
雨はちょっとつらい(^^ゞ
晴れるといいなあ~晴れて風がなければ、
「実演販売」にチャレンジする予定です(*^_^*)
お知らせその2
手作り豆本展 に参加します
と き:6月7日~6月15日 10:00~19:00(日曜休廊)
ところ:ギャラリーセル(渋谷)
45人の豆本作家の作品が一堂に会する
豆本の展示販売会です
一週間って想像がつかない
いくつ作っておけばいいんだろう(゚Д゚;)
そろそろ新作も作らないとなと思うし
豆本がちゃぽん出張版にも30球出すし
大忙しですよこりゃ(^^ゞ
今日はちょこっと落ち込んだりもしたのですが
明日からは緊急増産体制でざくざく作っていきますヽ(^。^)ノ
ホビーショーレポート(3)山猫や特集 [豆本コレクション]
いよいよホビーショーレポートもクライマックスです
豆本フェスタ2でお見かけして以来、
ずっとほしかった豆本を入手しました!
山猫や「和菓子」春夏版
春の野を思わせる優しい萌黄色の箱の中、
懐紙に包まれたお茶席の菓子そのままに
薄い和紙に包まれた草色の豆本が一つ
中には淡い色調で春と夏の装いを施した
美しい和菓子たち
これ、すべて手彫りの版画なんですよ。
もっと見たくなるでしょう(*^_^*)
「山猫や」さんのホームページで見られます
この版画のゴム原版の写真もアップされていて
精緻な手仕事のプロセスをを垣間見て
思わずため息が出ます。
ちなみに、一番上の写真を撮るために、湯呑み購入しました
普段はコーヒーも紅茶も日本茶も
全部マグカップで飲んじゃってて(^^ゞ
でも、ぜったいこの豆本は
日本茶と一緒に撮りたかったのです♪
こちらは別の場所で入手した豆本
「はる・なつ・あき・ふゆ」
上段が冬、中段が春、下段が秋。
繊細な色と版画ならではの味のある形であらわされた
四季折々の模様をあつめた四冊セットの折本です。
夏の瓜の模様がとっても好きなのですが、
写真がうまく取れなくて残念。
とにかく多くの方にぜひ見ていただきたい
作品なのです。
細部にまで心を尽くした端正な美しさ、
「職人の技」を感じます。
……なんか無性に和菓子が食べたくなってきたっ
ちょっと買いに行っています!
山猫やさん、ありがとうございました(^_^)
ホビーショーレポート(2) [豆本コレクション]
前回に引き続き日本ホビーショーレポート
今度こそ『現代日本豆本作家展』のお話です
まずブースの壁一面を使って
52人の現代豆本作家の作品を展示する
コーナーがありました。
114×150×113のコレクションボックスに
展示された色も大きさも形もとりどりの豆本たちは
とってもキュートだったんですけれども、わたくし、
溶接と老眼鏡に夢中で、写真撮り損ねました。
このコレクションボックスは出品者が
持ち帰っていいとのこと
しめしめ、これから家の中で展示するぞ~(*^_^*)
それでは、当日の戦利品をご紹介いたします
ちっさい!!!
これ、カレースプーンじゃなくて、ティースプーンですよ!
なのに、背表紙がある、ちゃんとハードカバーで
しかも花布までっ!
きっと、仮暮らしの小人さんと契約して
手伝ってもらっているに違いないっ
というくらいの精密さ。すばらしい!
作家ご本人は、作品の雰囲気そのままの和やかな方。
ブログでご紹介してもいいですかと声をかけたら、
「けろんた君本体も撮影しますか?」と
あら、そっくり(*^_^*)
このかえるくんが、自分探しをするビルドゥングスロマンです
けろんた工房さん、ありがとうございます!
2)よしのちほ『ついのべ くれよん』
もはや伝説のクレヨン豆本です。
ようやくゲットしましたよ(*^_^*)
箱を開けるというアクションがすでに楽しい
中の折本の色と形が楽しい。
そして、綴られた短い物語でじんわり。
三段構えで手に取る人を楽しませる豆本です
箱のタイトルは消しゴムハンコかな?
おお、豆だ豆だ
これが日本豆本協会の会員証の
プロトタイプだろうか(*^_^*)
中の物語はいずれも微妙な恋心を描いており
雉虎堂は三百万年かかっても書けないカンジの
甘酸っぱいお話が多いです
恋をしている人、恋をなくした人
恋ってなんだっけそれおいしい?っていうヒト
みなさんにおススメです(*^m^*)
次回、ホビーショーレポート(3)は
版画豆本の巨匠「山猫や」特集です!
日本ホビーショーレポート(1) [美術展レポート]
いかにも初夏らしいさわやかな晴天に恵まれた連休初日
日本ホビーショーに行ってまいりました!
ホビー・クラフトなど手作りに関する日本最大の展示会です。
クラフト、ホビー人口は一千万人?、市場規模一兆円?
こういう数字ってどうやって出すんでしょうねえ(一_一)?
今回、その中の一角で行われた『現代日本豆本作家展』
ちゃっかり、雉虎堂も、展示品だけ出品していたのでございます。
三日間の開催期間中、会場に行くことができたのは
祝日にあたっていた最終日だけです。
一応、ちょこっと販売のお手伝いをしたものの、
あまりお役に立てず終了(>_<)
後半は、会場を好きに見て回ってよしとのことだったので
こころゆくまでこの巨大イベントを堪能できました。
戦利品(1)株式会社呉竹「虹の彩」
布にかけるカラー墨汁だそうです。
濃い色の布でも綺麗に発色。洗濯にも耐えるとのこと。
ホビー産業大賞 経済産業省 製造産業局長賞を
受賞した商品です。私は金色を購入。
試しに傘に絵を描いてみようと思っています(^-^)
戦利品(2)小林製作所製ピンセットB1835-Z
新潟の金属加工会社で、ピンセット、毛抜きなどが専門とのこと
ステンレス鋼で耐食性に優れ、適度な重みがあり手になじみます
ビーズのような細かくつかみにくいものもしっかりつかめる
フラットな先端の精度はこれぞメイドインジャパンの真骨頂
いいものを買いました(*^^)v
戦利品(3)うめずみ折り紙(販売元 福岡工業株式会社)
梅の種って産業廃棄物で、以前は海洋投棄されていたんですね。
法改正でそれが禁止されたので、梅の種を炭にして、それを
パウダー状にして古紙にすきこんだのが梅炭クレープ紙
だそうです。こちらはその折り紙。しっとりと手になじむやさしい
質感と、穏やかな発色に惹かれて購入。
販売ブースではワークショップも開かれていて大変な賑わいでした。
さて、会場の中で目に付いた異色商品をいくつかご紹介
まずは、株式会社アップデイト「車もデコろ♪」
今、女の子たちの間で携帯や手鏡などを、
キラキラしたビーズで飾るのが流行っているのは
知っていましたが、こちらは、車用の樹脂ステッカーパーツ
洗車に耐える強度がありながら、ドライヤーで温めれば
はがすこともできるらしい。これって結構高度な技術では?
女子のキラキラへの欲求ってすごいなあ(゚Д゚)ポカン
東京都 産業労働局長賞受賞商品です。
さらに変わったところでは、木彫用の電動工具も出品されていて
丸太を自在に加工する様に思わず見入ってしまいました
上品なマダムが熱心に仏像彫刻の技法について
質問していました(^^ゞ
さらに、雉虎堂が幻惑された商品がこちら↓
スター電機製造株式会社謹製、家庭用溶接機
アーキュリー80ルナⅡ!!
高圧ガス不用で100V電源があれば大丈夫!
ええええ(゚Д゚;)、溶接って、溶接って、ホビー?
しかし、溶接ワークショップは大盛況!
皆さん、火花よけ(?)のお面かぶって楽しそうに
鉄製の飾りのようなものを作っていました。
ホビー奥が深いわ(^^ゞ
ちょっと感心したのが「老眼鏡」のブースがあったこと
手作りを楽しむ人にとって、老眼は深刻な問題。
商魂たくましいというより、実際ニーズがあるんでしょうね。
超高齢化社会日本のホビー界ならではです。
とか何とかやっているうちに、ショーは閉幕。
外へ出るとこんな美しい夕暮れが広がっていました。
おっと、墨汁と産廃とピンセットと溶接と老眼鏡で
すでにこんなボリュームになってしまった。
豆本はどうした豆本はっ!!Σ(=д=;)ビシッ
というわけで、ホビーショーレポート、次回に続く(^^)/~~~
4月は残酷な月 [その他]
四月は残酷な月
死んだ土地からライラックを芽生えさせ、
記憶と欲望をないまぜにして、
春の雨で鈍い根を刺激するのだ
T.S.エリオット
エリオットさんってさあ、
花粉症持ちの学校関係者だったんじゃないかな~(-_-)
とか馬鹿なことを思ってしまうくらいに
ゆとりのない四月を過ごしている雉虎堂です。
新年度と新学期が手に手をとってやってくる4月
あわただしいのは織り込み済みなのですが、
問題は23日のキャリアカウンセラーの試験でして
毎週末その勉強会が入っているんです。
なんだか、勉強すればするほど分かんなくなって
ちっとも合格する気がしませんが(^^ゞ
とにかく最善を尽くそうと思います。
さて、本日ご紹介するのはこちら。
おやおや、雉虎堂なのに、普通サイズの普通の週刊誌。なぜ?
こちら、なんと全国区(?)の週刊誌に
現代豆本の特集記事が載ったのでございます!!
雉虎堂豆本も掲載されました!!
うわあ、サンデー毎日に猫藝春秋が載ってるよ(^^ゞ
一冊は、主人があちこち探して買ってきてくれました。
次の日、出版社から一冊届いて拍子抜け。
そして3冊目にはちょっとしたエピソードがあるのです。
一般のメディアに豆本が取り上げられたのが嬉しくて、
会社で、隣の席の係長に、
「私の豆本の写真が週刊誌に掲載されたんですよ~」って
普段はそんな話したことないのに、ちょこっと言ってみたのです。
その時には「ああそうですか」って言ってただけだったのに、
係長、次の日の朝「買ってきました」って
会社に持ってきてくれただけでなく
なんと回覧カードをつけて、課内に回覧!!
いやいやいやいやいや\(゜ロ\)アワワワ? (/ロ゜)/アワアワワ?
かたじけない痛み入りまするっ
そして、回覧から帰ってきた雑誌を「進呈します」といって
くれたのが三冊目、というわけ。特集記事の
『私大総集編131大学』もちゃんとチェックしているところは
さすが係長です。\(^◇^)/
豆に暮らそう [豆本コレクション]
日本豆本協会事務局の主なお仕事
それは、会員の皆様に会員証と規約をお届けすることです。
1番から150番までの会員様にお届けするのはこちら
小さな豆の会員証と
小さな豆本の会員規約
可愛いでしょ?
この会員証をデザインしたのは、
協会理事で豆本作家のよしのちほさん。
「ついのべ」というツイッター上で発表された
140字以内の超ショートショートを
内容にぴったりのキュートな豆本に仕立てています。
今、私の手元にあるのはこちら「おとしだま」
みやびなぽち袋の中に、小さな和綴じ豆本が二つ
つづられているのは、短い短い物語。
甘いものあり、ほろにがいものあり、くすりとわらえるものあり 。
どのお話を読んでも感心するのが「余白」のうまさ。
140字ですから、読者の想像にゆだねる部分が出てくる
その、余白のとりかたが絶妙なんです!
まさに「言いおおせて何かある」の境地です。
協会を通してお近づきになれて幸甚の至り。
いつか、名作の誉れ高い虹色クレヨン型豆本をゲットしたいものです。
あ、ちなみに、「ついのべ」は「ツイッターノベル」の略です。
私ははじめてきいたときに「終野辺」という漢字を想像して
なんという諸行無常な活動だろうと思いました(^^ゞ