豆本『い段について』 [雉虎堂豆本]
このブログで一番最初に紹介した『あ段のために』
http://kijitoramamehonn.blog.so-net.ne.jp/archive/20090914
今回はその続編『い段について』です
今回のテーマは「文庫本」
新潮文庫を参考にいかに文庫本のイメージを再現するか、に挑戦です!
表紙、裏表紙は結構気に入っています
欲を言えばもう少し小さなフォントで編集できるといいのですが
私のword技術ではこれが限界でした
photoshopあたりを使ったほうがいいんでしょうかね
この写真のものでは地の色(クリーム色)まで含めて
コピー用紙に印刷していますが
クリーム色のマーメード紙に地の色を抜いて印刷したほうがきれいでした
なのになぜ苦労してこのようなものを作ったかというと
紙の柔らかさを出せるという「フランス装」に挑戦するため!
あれ~教科書の写真と全然違う……
フランスまで行きつかないでシベリアあたりで墜落してる!
これはまた別の機会にリベンジするとしましょう
中はこんな感じ。いつにもましてピンボケの写真でごめんなさい
初の有線製本(糸で縫い合わせる製本)
でも文庫を目指すなら糊づけのほうが雰囲気出るのに……
あとで気づきましたが面倒な、本当に面倒な面つけの作業をしてしまったので
悔しいので縫いつけました チクチク……
さてルナールの『博物誌』のパクリオマージュとして
『あ段について』『い段のために』と作ってまいりました
「ひらがなのささやき」というシリーズ名もできましたので
いずれは『う段』『え段』『お段』をも作りたいのですが
「へ」とか「を」とかどうしたらいいんでしょうね……
タグ:豆本
糸で縫い付ける製本、これまた大変そうなお仕事ですね。
by やよい (2009-09-30 21:10)
縫うこと自体はさほど大変ではないのですが
縫ったときページ順になるように並べる
面つけという作業が神経衰弱になりそうに
面倒くさいです
あまりに難しいので、本のタイトルを間違えてしまいました
(TT)
by 雉虎印刷 (2009-09-30 22:29)