和綴じ豆本『さんしょの実 第一集』 [雉虎堂豆本]
能の「謡本」です。能の台本兼手引書みたいなものでしょうか
これは渋谷の観世能楽堂にお能を見に行ったときに
友人がくれたもの。能楽堂で販売していました。
(ё_ё;)ISBNが付いてる!はぁ~近代的
檜書店という出版社、「能・狂言の本屋さん」というキャッチコピーで
ホームページもありました。それどころかなんとネット販売もしている!
古典芸能の世界もIT対応してるんですね~
同サイトによりますとこちらは「特漉半紙判和綴紺紙金千鳥表紙」。
なんだか呪文のようですね(^^ゞ
観世千鳥というそうなんですが、ちょっと目がコワイ(^^ゞ
半紙判とは164ミリ×227ミリの大きさで和綴じ本の一般的な形らしい
これを長辺5センチに縮小して作成します。
表紙の紙は竹尾で買った和紙の風合いのあるファンシーペーパーです。
出来栄えはとっても可愛いのですが、開きが悪い。
見返しをペラにするなど工夫はしてみたのですが
やっぱり表紙まで本物の和紙じゃないと駄目なのかな(-_-)?
あ、違う。綴じ穴の位置が中央に寄りすぎてるんだ。
もう少し端っこに開けないと(>_<)
内容は、他にどうしたらいいのか分からないような
どうでもいい小ネタをノンジャンルで編集しました
朝日新聞の「かたえくぼ」のような、あるいは
「紙Twitter」のようなものと言えば
おわかりいただけるのではないかと思います。
ネタが溜まったら続編をつくっていくつもりで「第一集」としました。
さんしょは小粒でぴりりと辛い、というかツライというか(^^ゞ
洋本の時にはsantionomyと綴ると
アンチノミーみたいでかっこいい( ̄ー ̄)ニヤリ
和綴じ本の楽しみは角を保護する角裂(かどぎれ)や糸の色の取り合わせ
でも今一つセンスがありません(^^ゞ
このシリーズでは表紙の柄を一つ一つ変えて、
溜まってきた布やクロスを消費しようという目論見があったのですが、
布を上手く表紙に仕立てられません(T_T)今後の課題です。
内容が面白い豆本ですね~
ガンバ君に見事に嫌われました(;^_^A アセアセ・・・
原因は不明です。
亀戸天神の梅はきれいですよ。
来週が見ごろでしょう~
by green_blue_sky (2010-02-02 08:30)
和綴じも可愛いなぁ~
by maki (2010-02-02 08:42)
タイトルいいですね。ピリリ!ですから。アルファベット表記、感心してしまいました。
by ナカムラ (2010-02-02 10:27)
その豆本によっていろんな方法があったりと
見ていて面白いです^^
今回の作品も、渋さと可愛らしさがあってたまりませんね☆
by サチ (2010-02-02 10:35)
今回は和綴じですね、
中はやはり雉虎堂さんらしくくすりとまた笑ってしまいました。
それにしても、バーコード!びっくりです。
by 4560070512 (2010-02-02 14:12)
green_blue_sky様
お寺や神社って
猫場になっていることが
多いですよね。
あるとつい猫センサー全開で
探してしまいます(^^ゞ
by 雉虎堂 (2010-02-02 19:14)
maki様
ありがとうございます
縫い目が外に出るので
綺麗に仕上げるには
腕が必要です(^^ゞ
by 雉虎堂 (2010-02-02 19:18)
ナカムラさま
奇数号は和本、偶数号は洋本で
出していこうかと思っています
ネタはいくらでもあるのですが
笑ってくれる人は各都道府県に
一人ずつぐらいではないかという
ニッチな笑いです(^^ゞ
by 雉虎堂 (2010-02-02 19:21)
サチ様
いろいろな製本の方法を試しているのですが
私はどうも洋本のハードカバーが苦手なようです(^^ゞ
和本は手に持ってもふんわり軽くて軟らかいです
by 雉虎堂 (2010-02-02 19:26)
ひぐらし文庫様
雉虎書房のキャッチコピーは
「微苦笑、あります」にしようかと
思っております(^m^)
by 雉虎堂 (2010-02-02 19:34)
鵺の謡本だったんですね。
それにしても、ちっこい豆本ですね。
よく作れますね~。
実物みたいです~。
by 風遊堂改メ藤丸 (2010-02-02 20:14)
「蟹光線」藁柄ます。。
by esme (2010-02-02 20:26)
藤丸様
観世千鳥の目つきについて
ご教授いただきありがとうございます(*^_^*)
by 雉虎堂 (2010-02-02 21:13)
esme様
恐縮です(^^ゞ
by 雉虎堂 (2010-02-02 21:16)
この表紙の紙でクリスマスカードを作ったことがあるんですが、
(クリスマスツリーにボール型オーナメントのイメージで・・・)
和綴じの本に使うと、ホントだ、和風に見える♪
by Inatimy (2010-02-03 01:38)
inatimy様
竹尾の玉しきという紙ですね
ドットの大きさがいろいろあって楽しいです
なるほどグリーンでツリーを作ると
可愛いでしょうね(*^_^*)
by 雉虎堂 (2010-02-03 07:00)
能の謡本にISBN!
時代を感じさせますね~。
でもちょっと面白い。
by TADD (2010-02-03 08:20)
TADD様
ネット販売のほうでは
ちゃんと”買い物かご”
機能が付いていてこれまた
びっくりです(*^_^*)
by 雉虎堂 (2010-02-03 08:53)
和綴じの豆本、素敵な雰囲気ですね、さんしょの実 ってところが
更に和ですね。
かどぎれや糸の色で楽しめますね。
by やよい (2010-02-03 14:43)
やよい様
タイトル通り、
小粒でもピリリと気のきいた
笑いが出せると
よいのですが(^^ゞ
by 雉虎堂 (2010-02-03 18:46)
お能にもやはり「台本」があるのですね。
しかし・・・進んでますね~ネット通販やっているなんて♪
和綴じの本は味があって好きです(^^
そして細かい作業にも毎回リスペクトですが・・・
豆本の内容もちゃんと充実しているところが脱帽です。
思わず「アンガールズの気持ち悪くない方ってどっち?」と
後輩に聞いてしまいました(笑 私の中ではどっちーも(><
by marimo (2010-02-04 15:16)
豆じゃありませんけど、自分のエッセーを工夫して3冊完成、苦労しただけあって、凄く愛着が残っています。印刷されたのより、ズッと貴重です。この和綴じ、いいですねぇ~。山椒の実でも、ピリリと辛口ですか?
by okko (2010-02-04 16:03)
marimo様
アンガールズのネタ、実は
私が言われたのです(T_T)
あはは、うふふ、どっちのことかなあ
自虐ネタでした。
by 雉虎堂 (2010-02-04 16:17)
okko様
手製本って出来たものへの愛着がひとしおなんですよね
まさに「手塩にかける」とはこのことかなと思います(*^_^*)
by 雉虎堂 (2010-02-04 16:20)
豆本つくられてるんですね。
以前、「蟻」というタイトルの、ものすごい小さい豆本みたことあります。
和綴じって大好きです。
by タッジーマッジー (2010-02-04 20:39)
フランス装もよいけど、和とじの本もよいですね~(^^)
配色が難しそうです。時間を置くとさらに味がでるのかな?
by montblanc (2010-02-04 20:43)
タッジーマッジー様
コメントありがとうございます(*^_^*)
今マロンちゃん見てきて心をわしづかまれました
きじとらつながりでこれからもよろしくお願いいたします
by 雉虎堂 (2010-02-04 21:06)
montblanc様
和紙って本当に柔らかくて
カッターで化粧断ちする時も
さくっと独特な手ごたえです
つもった粉雪を踏むのって
こんな感じかな、と思います(*^_^*)
by 雉虎堂 (2010-02-04 21:10)
さすが!トンチが効いてますね!
小粒でも素敵!!
by chako (2010-02-07 11:35)