『紙のもの』とちいさな紙袋 [その他]
紙を素材として表現する46組のアーティストの作品を紹介する
写真中心の美術カタログのような本です
色鮮やかなメモやカードあり繊細なオブジェあり
表現は実に多彩ですが、どの作品にも
紙特有の手触りがあって何度見ても飽きません
中でも私が目をひかれたのがpunohanaさんというアーティストの
「ちいさい袋」という作品です。
punohanaさんのサイトはこちら
http://punohanag.exblog.jp/
4.5センチ×3.5センチでマチが1.5センチほどのちいさな紙袋
写真や外国語の文字がコラージュされていてとてもきれいです
巻末の解説には「底のマチ部分をたたむ指触りがこの上なくよい」と書かれています
(ё_ё;)これ、ものすごく難しい!!
このくらい小さいと糊の水分で紙が伸びるだけでも大きくずれるし
中に指は入らないから形を整えるのも一苦労
取っ手になりそうな適当な素材がなく、マスキングテープでつくった
こよりを取っ手にしたものの、時間がたつとほどけてきてしまう
小さな文庫本用の平たい紙袋。材料はいらない茶封筒
ぎざぎざハサミで口を切り、社判を押しました
お、こんどはなかなか良い出来だ(*^_^*)
気を良くして手提げ袋にも再チャレンジ
たしかにマチの部分をたたむペコっという感触がとてもかわいいです
取っ手には冷凍肉ちまきを縛っていた紐を利用しました
生協の冷凍ちまき、おいかったです(^◇^)
白バージョンの取っ手は、
豆本には太すぎて使えない製本用の糸を使っています
というわけで、大雨の日の午後を楽しく過ごせました
一番上の写真に映っているマグの中身は溶かして飲む風邪薬
急に寒くなってちょっと風邪気味だったのです
暖かくして一晩ぐっすり寝たら治りました(^-^)
どちらさまも寒くなってきましたのでご自愛ください
和綴じ本その後+篆刻+消しゴムハンコ+和紙の店 [その他]
家のシャチハタなどを押して遊んでいたら
「こんなのあるよ~」と主人が石のハンコを持ってきました
高校の時、書道の時間に作った篆刻だそうで
「先生に褒められたんだよ」とのこと
さっそく作り方を教わり自分でも作ってみました
完成したのがこちら!雉虎印刷の社判です
雉も虎も画数が多くて初心者には厳しく
アルファベットにしました。おもったよりカッコイイ(*^_^*)
「石を削る」ときの思いがけず軽い手触りも心地よく
すっかり気に入りました。でも石はこれしかない
なにか削るものないか~とあたりを見渡せば使い古した消しゴムが
よし、消しゴムハンコだ!!というわけで作ったのがこれ
……(;一_一)……おかしいなあ。イメージしたのと違う。
やっぱり古い消しゴムじゃダメなのかな
というわけで、消しゴムハンコ用消しゴム
(そんなのが売ってるんですよ(ё_ё;))でリトライ
う~ん……なんか魚拓っぽい……(;一_一)
そうか全体に色が付いていて目だけ白いから魚拓っぽいのね
消しゴムのせいじゃなかったのね
豆本を始めた時にも「豆本ワールド」の広さ深さに驚きましたが
「消しゴムハンコワールド」もまたかなり広大で
信じがたいことに「プロの消しゴムハンコ作家」的な方もいらっしゃる
世の中知らないことばかりです
ちなみにこのブログのアイコンになっている社長の顔ロゴですが
普通の写真をphotoshopeの「スタンプ」機能で加工したもの
別の写真でこんなのも作りました
保存形式をgifにすれば背景が透明になっていろいろなところで使えます
主人には「社判も落款もパソコンで作ればいいじゃない」と言われたのですが
手で作るものならではの味わいもあるので、篆刻にも消しゴムハンコにも
またトライしてみようとおもいます
手控えとして今までに巡った和紙のお店をまとめます
おりがみ会館(御茶ノ水)
美しい友禅柄の和紙や和紙を使った小物のキットが豊富にあります
ショップのほか和紙の手芸教室が充実していてネット通販もあります
いせ辰(谷中)
江戸民芸小物の老舗
お店は小さく品ぞろえも多くはないですが
ここならではの素朴な風合いの江戸千代紙があります
小紋なら豆本との相性もよさそうです
小津和紙(神田)
こちらも老舗。大きな奉書紙や料紙がずらりとならび
プロ向けの品ぞろえで、
和紙にもいろいろな種類があることが分かり勉強になりました
とくに金唐紙には興味があります
さくらほりきり(浅草橋)
和紙も扱っていましたが、それより
カルトナージュのキットが豊富でした
本棚に挑戦 [その他]
ディズプレイ用にミニチュアの本棚がほしいなあと思い始めました
猫足が魅力的なこんなのは難しいかなあ
アンティーク調のこんなのも素敵
こんなナチュラルな素材なら絵本のような華やかな本が映えるかな
自分でつくった豆本をおさめるサイズがぴったりのオリジナルがほしい
というわけで、そうめんの空き箱を加工して自作してみたのがこちら
あれ……、これは本棚じゃなくて……
カラーボックス!
なんでこんなに安っぽいのかしら
板が薄いからかなあ
でものこぎりでは上手く扱えないし
カッターナイフではこれ以上厚い板は切れないのです(TT)
ひとまず、作品のこれは一時保管所とし、
いずれ絶対にリベンジします!